スーパーカミオカンデ再建学生ボランティア

理科教育講座 福田善之

2001年の事故以降、スーパーカミオカンデは約5200本の光センサーを 用いて運転しています。2005年度には、事故で失った約6000本の光セン サーを元通りに戻して装置を完全に再建し、今後も世界最先端のニュートリノ研究、 ニュートリノの使った宇宙の研究等を推進して行きたいと考えています。この復旧 作業に際して有志の学部学生にも作業に参加してもらい、先端科学の実験装置に 触れてもらいたいと思います。




再建作業全体の流れ

スーパーカミオカンデタンク内部での作業は 2005年10月より行われます。それに先立ち7月から9月まで取り付ける 光センサーの準備(光センサーのチェック、保護カバーの取り付け)を行います。 2005年10月から2006年3月末まではタンク内部において光センサーの 取り付け、ケーブル接続、適宜光センサーの準備を行います。

学生ボランティアによる作業内容

学生ボランティアによる作業の内容 は、(1)光センサーの準備(光セン サーのチェック、保護カバー取り付け)の補助, (2)タンク内部でのケーブル接続作業の補助、等と考えています。

作業期間

復旧作業は2005年7月から2006年3月末まで行われます。ボランティアによる作業は、その期間中で各人当たり最低1週間、最長2週間の連続 作業(ただし、日曜日は休み)を目安とします。作業時間は8時から17時まで(多少の変更の可能性あり)です。

経費、滞在

神岡への交通費は支給されます。宿泊施設は研究施設の宿舎か近隣のアパートを使用することになります。食費として1日当たり1420円が支給され ます(神岡の宿舎ではこの額で朝昼夕食が食べられます)。

申し込みに際しての条件,注意事項

1) 作業に参加するためには課外活動にも適用できる学生保険に入っている必要が あります。本学では、学生は学生教育研究災害傷害保険(学研災)に原則加入して います。本再建作業が大学に届け出た正規の課外活動として登録を行う予定です。 (4月7日現在)

2) 作業に参加するためには指導教員あるいは学年担当教員の承認が必要です。申込書の 最後の欄に記入してもらってください。

3) 参加希望者多数の場合(特に休暇期間中)は希望に沿えない場合もあります。

申し込み方法

以下の様式を利用して理科教育講座・福田まで提出してください。