柏崎・刈羽 親と子どものおもしろ実験とニュートリノの不思議

小柴先生をお招きして


平成17年9月18日、新潟県柏崎市市民プラザにて小柴昌俊先生をお招きして小学生を 対象に「ニュートリノってなあに?」という講演が開かれました。これに先立ち、 司会の首都大学東京の住吉教授の紹介により、本講演の主催を代表して新潟大学 大学院自然科学研究科の田村教授による「柏崎・刈羽における研究」と題した講演が 行われました。田村教授の講演では、新潟大学地域連携事業の説明と柏崎・刈羽地区 で予定しているKASKA実験の内容についての解説が行われました。小柴先生の講演は カミオカンデで観測した超新星爆発ニュートリノや太陽ニュートリノ等のやさしい 解説とともに、未解決の問題点を将来の子どもたちが解決してほしいという言葉で 締めくくられました。また、熱心な質問に非常に感心されたご様子でした。
なお、準備ができ次第、小柴先生の講演の写真を載せる予定です。


おもしろ実験 「虹を閉じ込めよう」


同時に行われた「親と子どものおもしろ実験教室」では、KASKAに参加している国内の 大学から大学院生および学部生の学生達が自分達で実験を企画し、柏崎近郊の小学生 を対象に実演を行いました。実験には150名あまりの親子の方々が参加していただき、 非常に好評を得ました。宮城教育大学からは「虹を閉じ込めよう」という題目で、 秋山和士君らが参加し、紙コップと回折シートを使用した光の分散現象を観察する 実験教室を開催しました。

実験テーマが自然の身の回りにある題材だったこともあり、多くの子供たちや 保護者の方にも参加して、紙コップに写る虹模様を観察体験しました。観察や 体験にとどまらず、子供たちのわかる範囲内で原理を理解してもらう企画で あったのが功を奏したような印象でした。なお、秋山君および他学生には、 準備から講師まで自分達で実働してもらいました。


<文責> 宮城教育大学 助教授 福田善之